15cmくらいになりました。
毎日見てると、あまり変わり映えしないように感じてしまいますが、
妹とかがたまに見ると、「うわ、デカくなってる」って言います。
ぎょちゃん(金魚)がいた頃、彼女は餌が欲しくて、
始終「ちゅばちゅば!」とやっていました。金魚や鯉が得意なアレです。
なんか、バカっぽいし、うるさいんですが、
あぁ、いるんだな〜って感じで好きでした。
「餌が欲しい」とアピールするって、すごくないですか?
「こうすると餌をもらえる」って覚えると、
もっとアピールしようとして、日に日に大きな音になるんです。
もしかしたら、オスカーにも出来るんじゃない?
な〜んて思ってみた私。
「ぎょちゃんみたいにやってごらん」なんて話しかけていましたが、
んなこと、ビッちゃんに解るはずもなく、、、
かーさんに、「なかなかやらないねぇ」と訴えます。
「あれはぎょちゃんの得意技だからねぇ」と言います。
しかし、簡単に諦める私ではありません(笑)
偶然、お腹を空かせたビッちゃんが、何もない水面で、
何もない餌を取ろうとして、「ちゅばっ」ってやったのを機に、
ここぞとばかりに餌をあげました。
「ほら、もっとやってごらん」…って言っても、
何も解っていないビッちゃんは完全無視です。
それでも、根気よく毎日続けてみました。
少しでも「ちゅばっ」という音がしたら、すぐに水槽に向かいます。
食事を中断してでも、何度でも、すぐに行って餌を落としました。
そうしたら、、、
「音を立てる=人が来る=餌をもらえる」と覚えてきました。
だんだんコツを掴んできたのか、音も大きくなってきました。
最初は、覚えさせるために数をこなしてもらおうと、
一回につき一粒しかあげませんでした。
「ちゅば」の後に振り向いて水槽を見ると、
ビッちゃんが「あ、こっちに気がついた!」とばかりに、
尻尾をフリフリして、クレクレダンスを始めます。
だんだんハッキリわかるくらい音も大きくなってきたので、
一回の量を、3〜5粒に増やしました。
毎回食事や作業を中断して、「あ、ビッちゃんが呼んでる!」と
席を立つのは、膝が痛くてしんどくて(笑)
お腹が満たされると呼ばなくなります。
こんな感じで、毎日数回に分けて餌を与えて、
ビッちゃんとのふれあいを楽しんでいます。
魚だって「餌ほしいよ」のアピールが出来るんです。
「大きな音を立てて人に気づいてもらおう」という方法を、
自然と編み出したぎょちゃん。
私が無理矢理ビッちゃんに引き継ぎました(笑)。
魚の曲芸師になれるかも。
私もコツコツと字の矯正をしないと…(笑)