落ち葉の下にいるダニがメインなので、ササラダニを抽出すべく、
校庭の片隅にある林へ落ち葉を拾いに行った。
けど、、、さすがに全然ないじゃん。夏だし(^^;
と思ったら、その林の一角に、落ち葉の溜め場があったので、
そこから持ってくることに。
帰ってから、ツルグレン装置で抽出すると、
ササラダニは全くといっていいほど出てこない。
時期が悪かった。噂通り、夏場はダメなんですね〜(T_T)
代わりに、カニムシはたくさん出てきた。
ミツマタカギカニムシっていうのかな?
元の場所に返してあげるのが一番いいんだけれど、
なんか飼育して観察してみたくなり…。
というのも、彼らの生態を全く知らないので、
ちょっと知ってみたかったっていうのもあるのだけれど、、、
カニムシにまつわる苦い思い出が忘れられないでいたりするので、
良い思い出で払拭したいワケなのです。
むかーし、まだ「カニムシ」という生き物を知らなかった頃。
勤務先に協力会社さんから胡蝶欄が送られてきました。
ある日、"変なダニ"が一匹、鉢の淵を歩いていました。
なにコレ?ダニ?それにしてはデカイ?しかもハサミまである!?
きもちわるい。。。
そう思った私は、熱湯で処理することを決め、
彼を給湯室へ連れて行き、熱湯を近づけました。
熱い湯気に一瞬飛び退くカニムシ。
あの姿は未だに忘れられません。
そりゃー、人間だって熱ければ一瞬「熱っ」て退きます。
なすすべなく始末されてしまった可哀想なカニムシ。
何にも悪いことしてないのに。
無知って恐ろしい。。。
私にも、そんな頃があったんです。
蜘蛛なんて大嫌いだったし、ダニも嫌っていたし。
ゴキブリが出れば大騒ぎで殺虫剤をかけていました。
そんな頃が懐かしいです。それが今では…。
当時の自分に一言いってやりたいです。
そんなに嫌ってても、いつか大好きになるんだぞって(^^;
ダニもゴキブリもウジも可愛がるんだぞって。
そんなこんなで、過去の忌まわしい思い出を払拭すべく、
わからないだらけのまま、とりあえず飼育開始です。
ラベル:ミツマタカギカニムシ ササラダニ